夏掛け布団の快適度はメンテしやすさで決まる!トゥルースリーパー ドライケア掛け布団レポ

大量に汗をかく夏に使う掛け布団はどれだけメンテしやすいかで快適な睡眠環境に大きな差が出てきます。

現在モニター試用中「トゥルースリーパー ドライケア掛け布団(ショップジャパン販売)」を例にメンテしやすい夏掛け布団とはどのようなモノなのかチェックしてみましょう。


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メンテしやすい夏掛け布団を選ぶポイント

1.軽い。

掛け布団に限ったことではないのですがメンテする上で軽いことに越したことはありません。

2.湿気を溜めない。

そもそも湿気をためにくい掛け布団であればメンテ回数&手間も減ります。

3.自宅で洗たくできる。

汗をかく夏は自ずと洗濯回数も増えます。都度コインランドリーへ行くのは面倒なので自宅で洗える掛け布団を選びます。

4.早く乾く。

掛け布団を清潔に保ちたいと洗濯したものの生乾き状態が続くようでは本末転倒です。衛生面からみて早乾は重要な要素です。

5.掛け布団カバーの着脱が簡単。

カバーを付けて夏掛け布団を使う場合、カバー着脱が簡単に出来ることも大切です。

トゥルースリーパードライケア掛け布団 四隅

写真:トゥルースリーパードライケア掛け布団のコーナー部分処理をチェックしています。

薄手の夏布団の場合、時として省略されてしまうことも多いのですが、汗をかく季節に使う布団ゆえにカバーを洗う頻度も多くなります。

四隅、コーナーにカバーと固定させるためフックがついている・いないでメンテ手間が大きく異なってきます。

トゥルースリーパードライケア掛け布団 中間フック

カバー中で掛け布団が折り畳まれることがないように縦ライン中間の縁にもフックがついているのかしっかりチェックします。

そもそも湿気をためない布団とは?

掛け布団は寝ている間にいったいどの程度、湿気を溜め込んでいるのか?

就寝前、起床直後に夏掛け布団の重さを計測することで布団内に溜め込まれた湿気を計測してみることにしました。

検証に用いた夏掛け布団は以下2つです。

  • トゥルースリーパードライケア掛け布団(※ドライケアと表記)
  • コットンガーゼ肌掛け(※コットンと表記)

1日目:2018年6月10日(日)

気温と湿度:22.6℃/63%※

※気温と湿度は概ね8時am頃に測定した朝の値(以降、記載の気温と湿度も同じ)です。

東京も梅雨入りで小雨。

トゥルースリーパードライケア掛け布団は使い始め初日。他方これまで散々使ってきたコットンガーゼ肌掛けは太陽光で半日以上干した状態から検証スタートです。

ドライケア 1.0㎏ 1.05㎏
コットン 1.2㎏ 1.25㎏

ひとりで2つの夏布団をかけて寝ることは出来ないためトゥルースリーパードライケア掛け布団をかけて就寝。コットンガーゼ肌掛けは同じ部屋に置いておいた状態で計測。

トゥルースリーパードライケア掛け布団、コットンガーゼ肌掛け共に0.5g程度、重量増。湿気を吸ったということ?はたまた誤差の範疇か?

2日目:2018年6月11日(月)

気温と湿度::22℃/76%

梅雨入りだから当然のように湿度アップ!

公平を期すためドライケア掛け布団、コットンガーゼ肌掛け、双方同じ部屋に置いておいくだけ状態、すなわち寝るために使わず放置した状態で計測。

ドライケア 1.05㎏ 1.05㎏
コットン 1.3㎏ 1.3㎏
コットンガーゼ肌掛け、共に1日目と重さは変わらず。

計測上共に全く変わらない理由は梅雨入り早々、台風の影響もあってとにかくずーっと雨だったからと想像。

3日目:2018年6月12日(火)

気温と湿度::21.8℃/72%

やはり公平を期すためドライケア掛け布団、コットンガーゼ肌掛け、双方同じ部屋に置いておいた状態で計測。

ドライケア 1.05㎏ 1.05㎏
コットン 1.3㎏ 1.3㎏
2日続けて雨が降ったのでコットンガーゼ肌掛けは更に重くなるのかなと思っていたところ意外に変わらず。

水分を溜め込む綿布団といえど許容量があるらしい。

4日目:2018年6月13日(水)

気温と湿度:21.8℃/72→58%

2日続いた雨もあがり晴れ時々曇り。起床直後より湿度は急低下。

ドライケア 1.05㎏ 1.05㎏
コットン 1.3㎏ 1.25㎏
コットンガーゼ肌掛けはマイナス0.5㎏、湿度が変われば重さも変わることが判明。

他方トゥルースリーパードライケア掛け布団は天候によらず1.05㎏のまま定位置をキープ。

5日目:2018年6月14日(木)

気温と湿度:22℃/52%

睡魔に襲われ迂闊にも21時早々、トゥルースリーパードライケア掛け布団をかけて就寝。

夜中に一度目が覚めた時点で公平かどうか不明もコットンガーゼ肌掛けに変えて再び就寝。

2つの掛け布団が入り乱れた状態で朝を迎える。

ドライケア 1.05㎏ 1.05㎏
コットン 1.25㎏ 1.25㎏

トゥルースリーパードライケア掛け布団、コットンガーゼ肌掛け共に使う・使わないに関係なく重さは一定。

掛け布団を使う本人(私自身)殆ど汗をかいていない(と思われる)からかもと想像。

結論

たった5日間ですが分かったことは以下のとおり。

  • コットンガーゼ肌掛けは湿度に連動して重さが変動。
  • トゥルースリーパードライケア掛け布団は一定。

コットンガーゼ肌掛け布団を半日程度外干しすると気持ちよく眠ることができることから湿度によって睡眠環境は大きく変わることを改め実感。

他方トゥルースリーパードライケア掛け布団の場合、まだ本格的な夏ではない=寝汗をそれ程かいていないことから今のところ干すなど日常的なメンテは必要はなさそう・・面倒臭がり屋の私には嬉しい発見でした。

自宅洗濯機で夏掛け布団を洗う。

トゥルースリーパードライケア掛け布団 洗濯機で洗う

トゥルースリーパードライケア掛け布団の場合、容量7㎏全自動洗濯機で余裕をもって洗うことが出来ました。

同じ洗濯機を使ってトゥルースリーパードライケア掛け布団シングル×2枚程度であれば同時洗いも可能と思われます。

コットンガーゼ肌掛けを洗濯機で洗う

同じ洗濯機を用いてコットンガーゼ肌掛けを洗っている様子です。余裕はないもののしっかり洗うことが出来ました。

外干しだけで本当に90分速乾可能?

「トゥルースリーパードライケア掛け布団」の謳い文句に90分速乾とあるので外干しだけでも短時間で乾かすことができるのか試してみました。

なお比較・検証用に今回もコットンガーゼ肌掛けを用いています。

2枚の肌掛けを洗濯した時間帯の天気は時々薄日差す曇りがちの晴れでした。

  • 温度:25℃
  • 湿度:63%
  • 風速:殆どなし

補足:温湿度は外干し1時間後の値。検証開始2時間も経過すると太陽が顔を出し、湿度も50%台まで下がってきました。

一般的な綿肌掛け洗濯時

洗濯機から出した時点でコットンガーゼ肌掛けは想像以上に水を含んだ感があってズッシリ重たかったことからハンディキャップならぬ追加で3分間余計に脱水をかけ、更に日光を受けやすい場所に干すことにしました。

肌掛け洗濯

ベランダに物理的な制約があることからトゥルースリーパードライケア掛けは乾くまで太陽光にも風にも恵まれず、ずっと陰干し状態となりました。

結果

ドライケア コットン
洗濯前 1.05㎏ 1.3㎏
洗濯直後 1.35㎏ 1.75㎏
外干し60分後 1.05㎏ 1.45㎏
外干し90分後 1.05㎏ 1.4㎏
120分後※ 1.00kg(取り込み済み) 1.35㎏(外干し)

※120分後計測について

トゥルースリーパードライケア掛け布団は外干し90分(実際には60分)で洗濯前の値に戻ったことから部屋に取り込み後、念のため計測した値です。

外干しもしていないのに0.05㎏わずかに重さが減った=開封直後の重さに戻った!理由は湿度が影響しているのかも知れません。

90~120分経過時間帯は太陽光も顔を出し急速に湿度が下がっていました。

いずれにせよトゥルースリーパードライケア掛け布団は本当に90分あれば乾くことが判明しました。

他方コットンガーゼ肌掛けもそこそこ健闘!?

時間と共に天候が回復したことも手伝って外干し2時間後には洗濯前状態前に近いところまで戻すことが出来ました。更に太陽に当てること2時間程度、しっかり乾燥させたのち取り込むこととなりました。

外干し比較・検証のまとめ

コットンガーゼ肌掛けの場合は天気が良いことは最低条件、更に半日程度、時間にすると5時間程度は外干しする時間を確保する必要がありそうです。

他方、トゥルースリーパードライケア掛け布団の場合、曇天でも早く乾くことが分かったことで「今日は肌掛けを洗っても大丈夫かな」など空を眺めながら悩む必要なく毎日でも気軽に洗うことが出来ると思いました。

先にカバー着脱に関して述べましたが、考えてみると気になった時点で掛け布団自体を洗うことができることから、そもそもカバーを付けずに使うことができる!これぞ家事時短です。

記事で紹介した肌掛けを購入するには?

比較に使ったコットンガーゼ肌掛け同タイプはさすがに販売終了となっていると思われるも同タイプ肌掛けは今も健在、量販店などで購入可能と思われます。

トゥルースリーパードライケア掛け布団はショップジャパン公式オンラインショップオンラインショップにて購入することができます。

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