腰痛・肩痛・首痛におススメ寝具とは?

腰痛・肩痛・首痛持ちそれぞれにおススメ寝具についてまとめてみました。


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寝具で痛みを助長されているかも知れない理由

朝起きた時に腰痛、肩痛、或いは首痛が酷くなる場合、マットレスやまくらが合っていない可能性があります。

例えばパソコン作業など前屈みで同じ作業を続ける人は自身が自覚するしないに関わらず慢性的に首に負担をかけていることになります。

更にカラダに合わない寝具を使う事で痛みが顕著化しやすいのです。

以下、具体的にどんな寝具がカラダに負担をかけるのか紹介します。

case1:固すぎるマットレス

固すぎるマットレスは腰や背中を痛める原因となります。

典型的な例として間違えて板敷や畳の上で寝てしまった時。固い面に当たって背中や腰が痛くなることが多いと思います。

case2:柔らか過ぎるマットレス

柔らか過ぎるマットレスは腰部などカラダの中でも重量がある部位を中心に折れ曲がった状態になってしまいます。

単純に自重に対し柔らか過ぎるマットレスの他、古くなって反発力を失ったマットレス、スプリングがヘタってしまったベッドのマットレスも注意が必要です。

その昔、安宿ばかりを選んでヨーロッパ旅行をした時の事。

ヘタリ切ったスプリングのマットレスで寝たことで腰を中心に「く」の字に折れ曲がり一夜にして腰部、首を痛めてしまいました。

case3:高過ぎるまくら

顎の位置が低くなることで気道が狭くなります。気道が狭まることでイビキ、酷くなると睡眠時無呼吸症候群の原因となります。

頭~カラダにかけて縦方向に屈曲する形となり寝返りが打ちづらくなります。

case4:低過ぎるまくら

低すぎるまくらも高すぎるまくら同様気道を狭める原因となります。

極端に低い場合は頭に血が下がる原因なります。

頸椎を常に圧迫した状態となるため首痛原因にも繋がります。

痛み別おススメの寝具

腰痛

腰痛にもっとも関係する寝具はマットレスです。

おススメはカラダ部位の重さに応じて体圧分散、理想的な寝姿勢を保持してくれる低反発マットレスと言われています。

既に腰に痛みがあってちょっとした振動など気になる人には特におススメです。

例えば自身がした寝返りなどで腰に激痛が走ることがありますが低反発マットレスの場合、マットレス上での挙動が他に伝わりにくいことから安心です。

但し、ロングスリーパーの場合は中反発マットレスをおススメします。

低反発マットレス最大のメリット=安定した姿勢をとって寝ることが出来る訳ですが安定ゆえに「長時間同じ姿勢で寝てしまう」→「腰部中心にうっ血する」→「腰痛につながる」可能性があるからです。

私自身そうでした。

低反発マットレスを新調した当日、普段は5時間程度しか眠れない(眠れない)ところ一気に7時間熟睡できたまでは良かったも同じ姿勢を取り続けていたせいか起きて暫く腰が重たい状態でした。

ソフトな寝心地ながら寝返りが打ちやすい中反発マットレスは腰痛が気になるロングスリーパーに最適なのです。

もっとも酷かった時は坐骨神経痛、その後慢性的な腰痛を抱える私の場合、短時間しか眠れない時は低反発、長時間寝る予定の時は中反発マットレスを使い分けるようにしています。

肩痛

肩痛がある人におススメのマットレスは中反発マットレスです。

マシュマロのように柔らかな素材である中反発マットレスは横寝など肩を下にして寝ても肩にかかる負担が少なく済みます。

更に寝ていて肩痛が酷くなる場合、まくらに問題がある可能性があります。

そのためまずはまくらの高さが正しい=「仰向け、横寝の状態でカラダが起きている時と同じ、真っすぐな状態になっている」位置であるか確認します。

マットレスとまくらは低反発であれば低反発、中反発であれば反発など素材を合わせることでスムーズに寝返りを打つことが出来るようになります。

首痛

首痛の人がまず見直したい寝具はまくらです。

まくらの高さが高過ぎる、低過ぎる、いずれにせよ頸椎を更に痛める原因となります。

最近ではストレートネックなど首痛ケアに特化したまくらも登場しています。

 

 

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