睡眠時間、睡眠の長さによって選ぶべき寝具は違ってくるのか?
そもそもショートスリーパー、ロングスリーパーとは何ぞ?といった定義から睡眠時間別おススメのマットレスを紹介します。
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ショートスリーパー・ロングスリーパーとは?
睡眠時間が短くても健康を保てる人のことをショートスリーパー(短眠者)と呼びます。
他方、参考まで平均より長く寝ないと健康を保てない人のことをロングスリーパー(長眠者)と呼びます。
日本人の平均睡眠時間=7~8時間であることを加味すると概ね6時間未満の睡眠でも元気でいられる人のことをショートスリーパー、反対に9時間以上寝ないと元気がなくなる人のことをロングスリーパーと呼ぶことが多いようです。
参考まで、幼少期に「ナポレオンは4時間しか眠らなかった」という逸話を知って育ち、20代では「24時間戦えますか」でお馴染みリゲインCMを刷り込まれせっせと働いてきた世代=私からするとショートスリーパーのイメージは3~4時間でした。
とは言えブラックな職場として度々話題になるシステム開発現場で長らく働いていた経験からしても、現実解として毎日3~4時間だけの睡眠で健康でいられるスーパーマン(ウーマン)のような人は皆無に近かったという印象があります。
日本人の多くがショートスリーパー?
厚生労働省 国民健康・栄養調査(平成17~27年)データによると日本人の平均睡眠時間はここ10年間で減少傾向なのだとか。
平成27年に至っては6時間未満の睡眠しか取れていない人が4割を占めています。
かつての私しかり「そんなに長い時間寝ていたら何もできない」或いは「9時間も寝るなんて子ども?もしかして病気かも?」なんて心配する人もいるかもですがそれこそが何かと気忙しい日本に長く住んでいる弊害といって過言ではないでしょう。
先進国であってもは8時間以上寝ている人が当たり前。トップクラスとなるスェーデンに至っては実に9時間以上寝ています。
先進国で日本人の平均睡眠時間は最下位ということをまずは自覚すべきなのです。
50代女性の睡眠時間がもっとも少ない。
実際に寝ていない年齢層を見ると50代女性がダントツトップで平均睡眠時間は厚生労働省 平成27年 国民健康・栄養調査によると6.02時間でした。
あれ、ほんの10年前までもっとも睡眠時間が短かったのは働き盛りでもある40代女性の筈なのにいつの間にか眠れない世代は50代に代わっていたのね・・とよくよく考えてみると10年前に40代だった人は今、50代なのですよね。
要はバブル真っ盛りに20代を過ごした年代=私、今の50代は寝ないで働くことが習慣化している模様です。
短い時間でも健康でいられる理由
ショートスリーパーの中には「短い睡眠でもしっかり寝ているから大丈夫」とは語る人がいますが一理あります。
眠りの中でもっとも大切な時間は睡眠の前半、3~4時間だからです。
最初の3~4時間をしっかり床に就いて寝ることが出来ている人であれば、残りのうつらうつらしている眠り、いわゆるノンレム睡眠の代わりに昼寝を活用すれば良い訳です。
まとめるとショートスリーパーとは列車に乗りながら、或いは机の上でも何処でも場所を問わず、ブツ切り寝をすることで一日の疲れを放出することが出来る器用な人のことをさすのかも知れません。
ショートスリーパー向きのマットレス
ショートスリーパー向きの寝具は低反発マットレスです。
睡眠の前半3~4時間は深く眠っていることからカラダの動きは極端に少なくなっています。
短くともより深い眠りを求めるためには体の動きを安定させることが出来る低反発マットレスがおススメです。
寝具になるかは不明ですがショートスリーパーならではより快適にブツ切り寝をするために机の上に置くタイプの枕、昼寝用クッションなどにお金をかけてみるのも良いですね。
ロングスリーパー向きのマットレス
ロングスリーパーの場合、得てしてウツラウツラ睡眠が長い可能性があります。
すなわち床にいながら覚醒時間が長い人が多くなります。
そんな人におススメは寝心地で定評がある中反発マットレス。
うつ伏せ、横寝にも向いているため長く快適にマットレスの上で過ごすことが出来ます。
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