テレ朝放送「世界が驚いたニッポン! スゴ~イデスネ!!視察団」特集”外国人ジャーナリストが世界に伝えたい!スゴイ日本製○○ベスト7 ”のひとつに革製品があるのだとか。
身近な革製品といえば革財布。
日本の職人による逸品として雑誌などに取り上げられることが多いココマイスター「長財布」、同「二つ折り財布」に加えて超機能的&コンパクトな財布として話題!アブラサス「薄い財布」、計3タイプ国産の革財布を並べて比較してみることにしました。
スポンサードリンク
3タイプ革財布を並べて比較
百聞は一見に如かず。
直感的な好み、第一印象を見るべく長財布(一番下)、二つ折り財布(真ん中)、薄財布(一番上)、3タイプ国産革財布を並べてみました。
別角度から確認。
狙った訳ではないのですが見事に下から大中小と並び鏡餅のようになりましたw
3タイプ革財布の第一印象を確認したところで深堀、それぞれの財布をもう少し近くで比較&チェックしてみます。
長財布VS二つ折り
ほぼ新品の長財布、二つ折り財布(共にココマイスター)を並べてみました。
長財布:ブライドル、二つ折り:マット―ネとレザーの素材自体が異なるためそもそも受ける印象が異って当然ではあるのですが・・・
ブラウン系でしっかりした革財布が欲しいも長財布or二つ折り財布、どちらにすべきか悩んでいる方に、全体像を比較・購入検討する上で参考になれば幸いです。
- 写真左:マット―ネ
- 写真右:ブライドル
ブライドルの大きな特徴は薄く白く表面を覆ったロウがある点。使い続ける内に手の脂と馴染み味わいを深めていきます。
一方で新品の時点で艶感があるのはマット―ネ。老若男女、人を選ばず好まれるレザーです。
二つ折り財布VS薄財布
二つ折り財布が欲しいもコンパクトタイプにすべきか悩んでいる人に向けて、一般的な二つ折り財布(ココマイスター)、コンパクトな財布(アブラサス)を並べてみました。
革素材&加工方法が2タイプそれぞれ大きく異なるたるため全体の心象が異なりますがコンパクトOR一般的な二つ折り財布の大きさ、質感の違いを見てとることができます。
正面から見ると大きさに殆ど違いがなかった写真上:二つ折り財布(ココマイスター)、写真下:薄財布(アブラサス)でしたが横から手に取ってみるとその差は歴然。
薄財布と銘打つだけのことはアブラサスあって本当に薄いです。
3タイプ革財布を手に持った様子を確認
次に3タイプ皮革財布の特徴を簡単に触れつつ、それぞれを女の私(と言っても手は意外に大きい)が手に持ってみた様子を紹介します。
長財布
ココマイスターならでは堅牢な作りを十二分に堪能することが出来る長財布ブライドルグランドウォレット(ココマイスター:未使用品)です。
さすがに長財布、更にラウンドファスナータイプのラージウォレットとものあると存在感が半端なく大きい(笑)。
こちらも同じくココマイスターのラージウォレット。
2年余、ほぼ毎日、愛用中しているココマイスター長財布「マルティーニ クラブウォレット」です。
革製品を使い始めること2年と言えば、ようやく経年変化が出来ていた頃合い。
光沢を放つ味わいを存分に楽しむことができるのも贅沢にレザーを使った長財布ならではの醍醐味と最近ますます愛着が沸いてきています。
二つ折り財布
同じくココマイスターの皮革財布「ブライドルインペリアパース(使い始め間もなく)」です。
質実剛健のイメージが強いココマイスターの皮革財布ですが二つ折り財布ともなるとサイズ感は長財布のほぼ半分程度でしょうか。
非常にコンパクトに持つことができます。
薄財布
超コンパクトなのに機能的にお金を収納できることで話題!abrAsus アブラサスの薄い財布「super classic」(時々使用で約2年)」です。
レザー表面にザラっとした加工を施すことで傷つきにくい、傷ついても目立たない様、工夫されています。
ディリーに使う財布は前出長財布ですが荷物が重たくて少しでも軽くしたいと思った時、パーティなど荷物を多く持てない時の救世主となっています。
本革ながらカラーバリエーションも豊富な点が魅力。
写真:皮革財布としては珍しい女性向けに作られたピンク色の薄財布も登場していました。
3タイプ革財布の重さを比較
3タイプ革財布の容姿ならぬ外観をチェックしたところで、ここからは客観的に中身を検証。
長く愛用したい財布ならばこそ中身は大切な要素です。
ブライドル長財布(ココマイスター)です。
未使用のまま1年余、箱の中で眠らせていたこともあって経年変化こそありませんが重量は200g弱。
乾燥が進んで完成時より少し軽くなっていると見受けるも商品の状態は新品同様で劣化は見受けられません。
手入れすなわち人の手を介さないと劣化が激しいと言われる革製品ですが、まだほんの1年とはいえ良質な皮革が使われていることを伺わせます。
マルティーニ クラブウォレット長財布(ココマイスター)です。
使い続けること2年余の重み(=私の手の脂とか、笑)がウエイトに加わったのか、はたまた単なる皮革素材の違いによるものなのか前出長財布(ブライドル)より若干ですが重くなっています。
それにしても前出、未使用のブライドルに比べると経年変化で重厚感たっぷり。
年数を経て初めて出る価値とは、他には代えられない存在だと思わずにはいられません。
皮革製二つ折り財布(ココマイスター販売マット―ネマルチパース)重量は88gでした。
使い始めて間もなく、しかも時々なのでほぼ新品状態です。
長財布と比べて見た目、大きさ=約半分でしたが重さも同じ、ほぼ半分程度の重さでした。
薄型の二つ折り財布というよりは超コンパクト革財布と呼ぶにふさわしい!?アブラサス薄財布は前出二つ折り財布より更に軽くなって43gでした。
ここまで来ると財布自体の重さは殆ど感じません。
収納性を比較
最後に長財布、二つ折り財布、コンパクト財布、それぞれの収納性を確認、比較します。
「言われなくてもわかる」とご指摘がありそうなのでまずは結論。収納性が高い財布は以下のとおりです。
- 長財布:ココマイスター
- 二つ折り財布:ココマイスター
- コンパクト財布:アブラサス
どの程度収納することができるのか?
あくまでも快適に使える範囲を前提に、ココマイスター二つ折り財布インペリアルパースに「ほぼマックス」と思われる量のお金やカードを収納した時の様子です。
念のため別角度からもチェック。
実際に二つ折り財布インペリアルパースに収納されていたお金、カード類はこんな感じ。
- カード:6枚
- お札、金券:10枚
- コイン:34枚
1つのカードホルダーに2つのカードを入れるなんて荒業もあるのですが、カード枚数:6枚は財布につけられたカードホルダーの数に比例させています。
お札、金券はまだまだ入れることが出来るよな~と思ったも手持ち金が生憎これだけしかありませんでした(爆)。
二つ折り財布で予想意外に入ったなぁ~と思ったのはコイン類。
30枚超入れてもしっかり収納してくれました。
但しこれはさすがにコインを溜めすぎ。
重たくなる原因、コインはさっさと使いましょう(笑)。
前出、二つ折り財布に収納したお金、カード類を長財布の中でも収納性が高いとされるラウンドファスナータイプに収納した様子です。
中央コインケースはさすがにたくさん入った感があるもののスムーズにジッパーの開閉が可能。
カードフォルダーにはあと2枚の余裕があります。
お札、金券類に至っては相当の余裕。
外貨、金券、レシートなど種類別に4つのエリアに分けて整理しながら収納することができます。
ミニバッグを思わせるほど風体「ラージウォレット」ですが小銭30枚以上を含むコイン、カード類すべてを収納してなお財布周囲をぐるり囲むファスナーでガッチリ守られた様は安心そのもの。
二つ折り財布からいつの間にかカードを滑り落としていた経験がある私としては大きな安心材料です。
最後にコンパクト財布代表「アブラサス」の収納量について
写真には写っていませんがお札類10枚程度であればまとめて収納可能です。
厚みによりますがカード類は5枚程度。それ以上入れると出し入れが固く困難になります(笑)。
カードをまとめて収納するため出し入れの際に他のカードを落とさないよう、注意する必要があるも、使っていてこれまでカードケースからスルと落ちてしまった!・・・なんてことがないのはさすが国産!?簡易カードケースながらよくできているな~と思います。
コインケースもついていますが快適に使うためには5~6枚程度が限度かと。
コインケースが浅いことから「落としてしまいそう」など気を遣うため、私の場合、アブラサスを使うときは別途コイン専用ケースを持つようにしています。
まとめ
何処に収納するかによって持つべき財布は変わる。
- 長財布:鞄に入れておく。或いは手で直接持つことが多い。
- 二つ折り財布:ズボンの後ろポケットに収納したい。
- コンパクト薄財布:ズボンの後ろポケット、シャツの胸ポケットに収納したい。
長財布であっても今回紹介した大判ラウンドファスナータイプではないタイプ、二つ折りのスリムな長財布であれば上着の内ポケットに収納することが出来ます。
記事で紹介したコンパクトな薄財布「アブラサス」はワイシャツの胸ポケットにもすっきり収まる大きさ。スリムに財布を持ちたい人におススメです。
タイプ別に複数の財布を持つことがベスト
財布は1つでなければいけないと思っている人を見受けますが、シーンに合わせて長財布、二つ折り財布、コンパクト薄財布、それぞれを複数もつことが一番良いと考えています。
カード類などいちいち入れ替えることが面倒と思っている人に限って財布をカードケース代わりにしていませんか?
時々で良いので財布を変えることでカード類の整理にもなります。
不要なカードを持ち歩くことをやめる時で万が一財布を落とした時もカード機能ストップも最小限で済ませることができます。
記事で紹介した日本の職人の手による財布を購入するには?
各ブランド財布について実店舗で購入することもできますが公式サイトで購入することができます。
ひとつひとつ手作業による革製品のため製作まで時間がかかる場合があります。
在庫状況を一覧形式でチェックできるWebサイトはタイムリーに革財布を手に入れたい人にとって便利です。
- 長財布、二つ折り財布詳細&販売先はこちら→ココマイスター
- 超コンパクト薄財布詳細&販売先はこちら→薄い財布 abrAsus