MoMA主催「2015-2016 Fall&Winter商品展示会」に参加、最旬キッチン道具をチェックしてきました。
毎日、毎食使う道具こそ自分が気に入ったモノを使いたい。
写真はミニチュアの街のような調味料入れ。お洒落なデザイン性はもちろん、機能性をとことん追求したMoMAキッチングッズは大人が恋する道具たちばかりでした。
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気持よく牡蠣を剥くことができる「オイスターナイフ」
ナイフ&レザーがセットになった牡蠣の皮むきツールです。
ステンレススチールとローズウッド製の持ち手がバランス良い牡蠣ナイフに仕上っています。
その昔、ひと口1万円で気軽に参加できる「牡蠣の筏オーナー」になった事があるのですが、自宅に生きたまま届いた牡蠣をこじ開けるため牡蠣専用ナイフを複数購入、道具によって使い勝手に大きな差があることを知りました。
「安物買いの銭失い」ではありませんが、使えば使うほどイライラが溜まる(悲)使い勝手が悪い牡蠣ナイフはタンスの肥やし。
良質の道具を選ぶことは大切なことだな、と反省した出来事でした。
1日に生牡蠣を何十個と開けてきた経験より導き出した使い勝手が良い牡蠣ナイフの条件は以下のとおり。
?握った時に持ちやすい。
?力が入りやすい。
?手が濡れても滑らない。
?ピッタリ閉じた貝の間に差し込むことができる。
?ナイフの長さが牡蠣の大きさにあっている。※1
※1:ナイフの長さについて
複雑な形をした牡蠣をこじ開ける時、ナイフ長さが短い過ぎると届かない場合があります。
さりとて長すぎると刃に力が加わりすぎて不安定となるためバランスが大切な要素となります。
「Oyster knife with sleeve」の場合、完全に経験則ですが長すぎず短すぎず丁度良い長さ。
力を入れやすい長さと強さをもっていると思いました。
その他、何れの条件もクリア。
さすが食を楽しむ文化があるフランス製です。
付属のレザーはゴツゴツした牡蠣の貝殻を持つときに便利です。
キッチン道具に革というのは如何にも本格志向、大人の選びたい道具です。
スッキリ測ることが出来る「計量スプーン」
大人になると健康管理のため塩分や糖分、何かと管理が必要になりますが「EVOONS MEASURING SPOONS」さえあれば安心。
ポリプロピレンプラスチック製、青色の擦り切り棒があることで、しっかりキッチリ計量出来ます。
持ち手を握ることでコンパクトにひとつにまとまるので場所も取らないの嬉しい仕様。
「暫く使っていなかった計量スプーンがどうしても見つからない!」など行方不明になる心配もありません。
柔らかいチーズも気持ちよく切れる「チーズナイフ」
クルミ材、シカモア材で作られたアイルランド製チーズナイフです。
手に持って温かな風合いの木製ナイフは使い込むほど愛着が湧いてくるアイテムに仕上っていました。
熟成するとナイフ泣かせ、なかなか上手くカット出来ないブリーやシェーブルなど柔らかなチーズをカットするのに最適とのこと。
チーズ愛好家であれば間違いなく持っているであろう金属製ナイフにもう一つ、プレゼントとして木製チーズナイフを差し上げたら喜んで貰えること請け合いです。
幼いコックさんの手から包丁を安全に保管してくれる「包丁ホルダー」
合計6本の包丁を収めることが出来るケース「Knife block with lock antoy joseph,2014」は耐久性あるABS樹脂製。
6本の包丁をスッキリ収納できることはもちろん、大人の手の大きさでないと解除することが出来ないメカニズムで包丁が固定されているため安心です。
ロック解除はケース脇にある緑色のバーを上部に引き上げます。
0~5歳子どもによるテストで90%以上は包丁を取り出す事ができなかったとのこと。
「ロック出来るから安心」と書きましたが安心に100%過信は禁物!とは言え大人付き添いのもと、幼いコックさんにお手伝いしてもらう際、ロック機能がある包丁スタンドの存在は大きな安心感があります。
収納力バツグン(笑)のキッチンタオル
お洒落なデザイン&質感のキッチンタオルです。
「小麦粉用の綿袋」にスクリーンプリントを施していると言うところが粋。
「こんな風に整理整頓できたらスッキリするだろうな・・・」
それぞれ形が違うキッチン道具が理路整然と並べられ、モノクロで描かれた世界は眺めているだけで落ち着いてくるから不思議です。
私にとって収納の理想系、手本とすべくキッチンの壁に飾ってインテリアとして楽しみたいです。
近くに寄って見ると穴が空いたお玉の様なカタチをした道具は「Handheld Strainer」=ザルであることが判明。
子どもたちが喜びそうなまん丸アイスを作ることができる「Ice Cream Scoop」もしっかりありました。
家族・知人と一緒に食事をしながら「これは我が家にある道具だね」「この道具は何に使うのかな!?」など話の種にも事欠きそうにありません。
記事で紹介した商品はMoMA DESIGN STOREにて2015年9月中旬以降販売予定です。
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