省スペース宅トレグッズ比較

省スペースの宅トレグッズが良いと思う理由

一重に日本の狭い住宅事情を考えれば省スペースで使える宅トレグッズに越したことはありません。

大きなサイズの宅トレ機器の場合、1個しか持つ事ができなかった人でもコンパクトなサイズであれば複数個持って用途に応じて使い分ける事ができます。

また私のように非力な人間にとっては大きいだけで準備、こと重たい場合は扱いに手間取る事が多く、エクササイズをやり始める前に断念しかねません。

※フィットカーブ

特徴

イギリス発の体幹・コアトレーニング向け(現在、私が使っている中では)最新の宅トレグッズです。

バランスボールやストレッチボールにはありそうでなかった、より安全に、より確実に、体幹・コアを鍛える事ができるよう設計されています。

【参考】

メリット1:体幹に意識が入りやすい。

フィットカーブ最大の特徴かと。

フィットカーブで取ることができる基本姿勢では自然にコアに力が入ります。

メリット2:関節への負担が小さい。

空気で膨らませた椅子に座って(寝て)トレーニングするため首、肩、腰、膝などカラダへの負担が小さいです。

こと膝痛の時は膝に負担をかけずカラダを動かす事ができました。

メリット3:持続可能

一見するとリラックスチェアにしか見えないフィットカーブは(単純なもので脳が騙されて)つい座りたくなります。

三日坊主を防止するには、まずは始めるまでが大切。

気がつけばフィットカーブに座っている私は持続可能なエクササイズを実践している!と自信を持つ事ができました。。

デメリット1:有酸素には向かない?

基本的に有酸素運動向きではないと考えています。

有酸素、こと長時間したいならラン、サイクリング、ウォーキング、或いは水泳がベストかと。

もっとも膝に不安がある時に行う有酸素としてはプールでのウォーキング、サイクリング同様、非常に便利なツールとなります。

フィットカーブで行う有酸素=船漕ぎをイメージしたローイング運動なのですが膝に負担をかけず有酸素運動をすることができます。

デメリット2:骨粗鬆症対策にはならいない。

膝をはじめとする股関節に負担がない分、骨に刺激を与える運動には不向きということがいえます。

サイクリングや水泳が有酸素として有効も骨への刺激にはならないのと同じです。

骨粗鬆症対策をしたい場合、踵トントン※など別途、骨への刺激運動を加えるようにしましょう。

※踵を上げストン!と落とす運動。NHKトリセツでは「1日50回(分散可能)で骨粗鬆症予防対策になる」と放送していました。

デメリット3:ムキムキにはならない。

見た目いかにも強そうなマッチョなボディを目指す人(正確にはフィットカーブ単体でマッチョを目指す人)には向かないと思います。

ちなみにマッチョボディにも当然ながらインナーマッスルは必須です。

実際ショップジャパン公式HPフィットカーブでもマッチョ系芸能人がCM出演しています。

ただ少なくともウエイトを用いた筋トレをしないと効率的なマッチョは作れないとされていることから、私ならウエイト調整の効く筋トレマシンを使います。

目標とするボディイメージ

フィットカーブで目指すボディイメージは、ずばりバレエダンサー、ヨギーなど。

私自身、フィットカーブ(FITT CURVE)を体験&実感してわかったことはずばり鍛えることが難しいインナーマッスルにアプローチした腹筋トレーニングが出来る、ということでした。

細身なボディラインなのに芯はしっかり&しなやかなカラダを目指したい人にオススメ!

※フィットキューブ

特徴

コンパクトながら1台で筋トレ&有酸素運動を効率的に実践することができる宅トレマシン(ショップジャパン販売)です。

【参考】

目標とするボディイメージ

個人的にフィットカーブとは、自宅にフィットネスジムを持ち込んだイメージです。

フィットネスジムにある筋トレマシン郡の中で、初心者がまずは一通りやってみましょう!と言われる基本的な筋トレ各マシンをまとめて小さく凝縮している感じとも。

よってボディキューブで目標とするボディイメージは全身くまなくトレーニングしてカラダを引き締めたい人向け。

またフィットネス用マシンをあれこれ試したい!けれど置く場所がない、一つに絞りきれない(実際は絞る必要はない!)人にオススメです。

メリット1:省スペースで1台何役?

サイコロのような形で省スペースなので場所を取りません。

一方でフィットキューブの面を帰ることでトレーニングメニューを変える事ができます。

メリット2:有酸素、筋トレを満遍なくできる。

宅トレグッズの場合、得てして得意分野があるもので、反対にできないこと、苦手分野もあって当たり前のところフィットキューブは満遍なく有酸素運動と筋トレが出来るというイメージ。

欠点がないというか。

優等生タイプです。

デメリット1:重たい。

フィットキューブの上に乗ったり降りたり歩いたりするため、宅トレマシン自体に一定のウエイトがないと危険!ということは納得も取り扱いには注意が必要です。

サーキットトレーニングをする際に、エクササイズ毎に面を変える必要があるのですが角にぶつかるとやはり痛いです。

足腰に問題ないときであれば=ウエイトトレーニングのひとつと思ってフィットキューブを取り扱っているのですが如何せん、膝に不安がある時はフィットキューブに近寄る事ができませんでした(苦笑)。

デメリット2:70点止まり

有酸素運動&筋トレを満遍なく出来る優等生タイプの宅トレグッズゆえに得意分野がないとも言えます。

何かに特化した宅トレグッズではない宿命とも。

例えば筋トレですが負荷調整が出来るわけではないため、フィットネスジムにあるような筋トレ専用マシンに比べればやはり一歩、劣ります。

おまけ:実はコアトレも出来る。

サーキットトレーニングに代表されるように、一台で有酸素運動と筋トレを効率よく行うことができること最大の特徴と申しましたが実は体幹・コアトレもできます。

●フィットカーブdeプランク

フィットキューブでプランク

回転する椅子を土台とすることでユラユラ・・不安定感が出ることで体幹・コアトレーニングを意識したプランクが出来る仕様になっています。

ただし

一般的な腕立て伏せに比べるとカラダを倒す角度ゆるい(並行になるほどキツイ)。

バランスボールやフィットカーブに比べれば不安定感が少ない(土台は不安定な程、コアトレになる)。

以上より、コアトレ度数はやはり70点台。

バランスボールやフィットカーブに比べるとユラユラ・・度数は一歩譲ります。

※ワンダーコアスマート

特徴

腹筋を中心とした筋トレを行うことができる宅トレ機器。

ワンダーコアスマートは、ワンダーコア姉妹品にしてコンパクトサイズになったものです。

目指すボディイメージ

本家ワンダーコアに比べるとウエイト負荷は弱め。またCMでは女性タレントが起用されています。

以上より

ムキムキな筋肉を持つボディを目指している訳ではない。

美しい体型を作るための筋肉はあるもウエイト中心とした引き締まったボディラインを持つスレンダーな体型イメージかと。

メリット1

コンパクトサイズ&初心者向け、とは言え腹筋を中心とした筋トレに特化した宅トレグッズであることから腹筋を多方面から鍛えることに長けている。

メリット2

椅子のように置いておける。

椅子のように置いておくことで何時でも気軽に腹筋を鍛える事ができます。

デメリット1

コンパクトサイズながらそれなりに重たいため取り扱いには注意が必要。

デメリット2

基本的に有酸素運動はできない。

デメリット3

ウエイトによる負荷調整はできない。

※スレンダートーン

特徴

ウエストに巻いて電気信号(ENS信号)を送ることで一般的に鍛えることが難しいとされる深層筋にアプローチ、腹筋を鍛えます。

目指すボディイメージ

ウエストを中心とした引き締まったボデイライン。

メリット1~究極な省スペース

ウエストに巻いて動作させるため場所を取りません。

未使用時に衛生的に保管するためのスペースだけあれば十分です。

メリット2~時間を取らない。

ウエストに巻いて動作させることから敢えてエクササイズする時間を設ける必要がありません。

スレンダートーンを動作させるだけならデスクワークしながら、寝たままでも、腹筋運動の時間に充てることできます。

メリット3~万人向け

EMS信号を変える事ができることから運動初心者でも使うことが出来ます。

EMS信号のレベルを上げる、スレンダートーンをしながら筋トレを併用するなどで上級者でも相応の運動をすることが出来ます。

メリット4~調整グッズとしても

腹筋の筋トレイメージが高いスレンダートーンですが実はマッサージツールとしても気持ち良いです。

以前、お尻の筋肉を鍛えることができるパンツタイプのスレンダートーンを使ったことがあるのですが弱い周波数で動作させることで凝りに心地よかったです。

またつい最近、膝痛に苦しみ暫く運動ができない時期があったのですがスレンダートーンは装着して動作させるこができました。

デメリット1~ランニングコスト

肌に密着させるためのパットが消耗品であるためランニングコストが発生する。

デメリット2~腹筋以外を鍛えるには役不足

腹筋(深層筋)にアプローチすることに特化したグッズであるため、その他の運動をさせることは基本的に出来ません。

健康のためにカラダを維持させるためには別途、有酸素、筋トレを行う必要があります。

スレンダートーンはあくまでも時間がない人に少しでも運動する時間をつくるための補助ツールです。

その他

以下は宅トレ機器というよりは補助ツールのカテゴリになりますがコンパクトであることは大きなメリットとなるため取り上げてみました。

バランスボール

コア、体幹に効かせるトレーニングでまず思い浮かべるといえばバランスボールでしょう。

ピラティス中上級クラスでも多く用いられています。

以下、自宅にあったバランスボール45cm?を使用して、何処まで宅トレグッズに近づくことが出来るか!実践&検証しています。

●バランスボールdeプランク

1.バランスボールでプランク

不安定感を出す意味ではバランスボール以上の形状はない?

しかし如何せん(少なくとも私の体幹・コアでは)あっちへコロコロ、こっちへコロコロ、不安定感が強過ぎて長時間キープすること自体難しいと感じました。

バランスボールの場合、大きさ、また空気圧によって使用感が大きく異るため別タイプのバランスボールを用いて検証してみる必要がありそうです。

●バランスボールdeレッグエクステンション

バランスボールでレッグエクステンション

バランスボールを使ってレッグエクステンションをやってみたのですが如何せん、不安定感が高すぎてエクササイズをやる以前の問題になってしまいました!

バランスボールにもっと空気を入れてパンパンにすれば不安定ながら何とかできたかな?

(最新は知りませんが我が家にあるタイプの場合)そう簡単に空気量を調整できないのがバランスボールの辛いところです。

●バランスボールdeサイドレッグレイズ

バランスボールでサイドレッグレイズ

ひとえに大きさによるかと思われますが自宅にあった中サイズ以上のバランスボールだとエクササイズ以前に不安定感が強すぎました。

小サイズのボールであればユラユラ・・体幹・コアを意識しながら足の運動に集中出来ると思われます。

●バランスボールdeサイドクランチ

バランスボールでサイドクランチ

ユラユラ・・不安定感を作ることは出来ますが自宅にあったバランスボールの場合、大きすぎて?方向感が定まりにくかったです。

以前、通っていたピラティスクラスではもっとかなり小さなバランスボールを用いていました。

やはりバランスボールの場合、少なくとも異なるサイズを用意する必要がありそうです。

メリット

大小さまざまなタイプがあり用途に応じて選ぶことも可能。

大量に出回るようになったことで最近では比較的安価でも手に入る。

軽いのでぶつかっても痛くない。扱いが簡単。

デメリット

有酸素運動はできない。

ウエイト系の筋トレはできない。

空気圧を変えにくい(少なくとも私が持っているタイプは)。

各種運動用にサイズの異なるボールが必要。

ストレッチポール

凝り固まったファシアを解すといえばストレッチポール!

ストレッチ補助グッズのイメージが強いストレッチポールですが体幹・コアをトレーニングするために用いられることもあります。

当記事では紹介していませんが(今のところ)例えばピラティス。

上級クラスなどではストレッチポール(別の名前で呼ばれている可能性がありますが)を使ったポーズも多数登場します。

バランスボール同様、さまざまなタイプが多く出回るようになって価格もリーズナブルになってきました。

以前、私が通っていたピラティスクラスでは長いストレッチポールを用いてドローインしながらバランス感覚を研ぎ澄ませていました。

メリット

比較的購入しやすい価格帯。

軽いため扱いが簡単で安全。

主にコアを中心とした筋トレの他、ストレッチにも使うことが出来る。

デメリット

有酸素運動はできない。

ウエイト系の筋トレはできない。

ただしストレッチポールに仰向けになり、別途用意したウエイトを使うことで体幹を意識した筋トレは出来るかと。


※印がついた宅トレグッズ:ショップジャパン提供モニター品を使用。

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